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担任が紙芝居を見せている時、突然Aちゃん(仮)が泣き出した。
担任はそのまま紙芝居を続け、保育補助者がAちゃんに話を聞くと、Bちゃん(仮)が噛んだという。
Bちゃんに聞いても、口を閉ざして黙っている。
しかし、Aちゃんが痛いと訴える手の指には、噛み痕どころか涎もついていない。
念のために流水で冷やした後、担任と補助者は話をして、両方の園児の保護者に連絡帳で知らせることにした。
担任と補助者は早番のため、遅番のC先生(仮)に「BちゃんがAちゃんの指を噛んだことを伝えて、お詫びを言って」と申し送りされた。
保護者が迎えにきて、C先生は、園児の保護者に申し送りされたことをそのまま伝えた。


鍵閉め当番で私と2人になったC先生が、「先生達は噛んだ瞬間を見てないんですよ。確かにBちゃん、最近難しい時期に入ってるけど、見てもいないのにBちゃんがやったって決めつけて、連絡帳にまで書いて、それって嘘ついてるじゃないですか。私も、申し送りされたからそのまま言っちゃったけど、いますごく後悔してます…。」
C先生は何回も言っていた。
「あもう先生(仮)なら、どうしました?」
「すいません、(保護者に)言うの忘れちゃいました(^^ゞ☆って言うかな」
「でも、連絡帳に書いちゃってあるし、保護者に言ってくださいって、」
「書いてあるなら読むだろうし、嘘を書いた人の責任でしょ。(私には)現場を見てなくて噛み痕も無いのに、「99.9%Bちゃんがやった」なんて、子どもを疑うようなことは言えないし、Bちゃんは聞いてもだんまりだったって言うけど、頭ごなしじゃなくて、ゆっくり静かに聞けばちゃんと話してくれるよw 泣くぐらいだから何かはあったんだろうけど、Aちゃんが適切な語彙を言えなかっただけかもしれませんよね。噛んだじゃなくて、捻ったとか。(最近のAちゃんは、お母さんが妊娠されたことで不安定でもあるから、大袈裟に言ったかもしれない)」
そうですよね…と、C先生はまた後悔に飲まれていた。
「どっちにしても、過ぎたことを確認するには、(室内にあるカメラで撮った)ビデオ判定するしかないけど、そうすると上も巻き込んで、他のクラスも騒ぐことになるでしょうね」
正義を推し進めるならそれも手だけど、子どもにとってそれが最善なのか?
もう少し時間があれば話したかったけど、C先生は猛進するところがあるし、どうも聞く余裕も無さそうだから、そのまま帰宅。
もし今日、C先生がその話を続ける気があったら、
「後悔の分も、子どもに誠実に向き合いましょう☆」
ってだけ言いたいのだけど…。
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